2009/11/15

ラタトゥイユ

 ネズミって一番嫌いな動物かも。モルモットやハムスターも、どこが可愛いのか理解できない。だから大好きな料理研究家・平野レミさんが映画「レミーのおいしいレストラン」 の宣伝されていても、やっぱネズミ(レミー)がリアルに動いて料理してるし、やめておこうと思って観ていなかった。けど、この前の休日の朝、子供のやりた いことを応援するTVのコーナーで、小学校低学年の男の子が「レミーのラタトュイユ」を作りたい!!と頑張っていて心動かされた。なんで普通の子供が南 仏の家庭料理を?しかも野菜はスライスしてミルフィーユ風に重ねてトマトソースで煮込むの?その情熱はネズミ(レミー)に影響を受けてなの?
 さっそく一昨日映画を観てみた。どうして小さな男の子が失敗してもあきらめずに、初めての料理で「ラタトゥイユ」に挑戦したかったのか、気持ちが良くわかった。レミーの憧れの天才のシェフ・グストーの言うとおり「誰でも名シェフ(Anyone Can Cook)」なのだよね。男の子が映画と同じように、型を使って綺麗にお皿に盛り付け、家族に食べさせる満足気な笑顔を忘れられない。料理って真心だと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿