おやつの記憶

　高校生の頃、雑誌「SPUR」でフードスタイリストの長尾智子さんが連載していた食べ物のページが大好きだった。可愛くて、素朴で、温かくて、とにかく幸せな気持ちになり、私も長尾さんみたいな人になりたいなぁ～と思っていた。（当時フードスタイリストなる職業は確立されていなかった。）
　それ以来、こよなく食べ物エッセーを愛読してるのだが、週末は「おやつの記憶をたどりにいく (単行本) 堀井 和子」を読んだ。堀井さんの文章が素敵(^^♪　「食」だけでなく「住」へのセンスも◎なので、最近色々堀井さんの本を読んでいる。　この本を読んで、無性に子供の頃食べた「おやつ」が懐かしくなった。母の下手くそなホットケーキが焦げても楽しかったし、近所に住んでる叔母がお裾分けしてくれるお土産が、とても可愛い紙に包まれていて大事に食べたっけ。幼なじみのお祖母ちゃんがくれたお菓子も美味しかったな。「おやつの記憶」って子供時代の宝物だな～大人になっても「おやつ」好きだけど☆
　長尾さん大好き話、フードスタイリストになりたかった話は、また別の機会に。昨日生クリーム食べたくてロールケーキ買ったら、バタークリームだった。欲求不満がつのる。。。