再会。

　唐突に１５年ぶりに遠縁の姉に再会した。当時、姉はシングルマザーだったので息子君を含めて長期休みは丸々と泊まり込み。(あんまり私は学校が好きじゃなかった。)いつも３人で遊んでいた。沢山可愛がってもらい、いろんなところに連れていってもらい、帰りにはお古の洋服を沢山もらって。
　再婚して病気をして息子君が成人して、お父様の看病が終わり、その後のお母様を支え、日本に帰ってきた!!　ずっとずっと自分の幸せを後回しに生きていたように感じていたので、すっかり「不良マダム」をエンジョイしてる様子で心から嬉しかった〜(^^)
　1５年ぶりだというのにブランクは感じず、六本木のど真ん中で互いを発見した瞬間、両指差してゲッツ×３回!!!(昭和っぽい(笑))　６時間ノンストップで昔と今の話をしつつも、祖父母や家族の話も交じるから大忙し＝３　その日の朝、パピちゃん（お互いの家ではお爺ちゃんの愛称はパピちゃん。）が大事にしてた庭の薔薇が綺麗だったので手土産に。「ピース」という品種の薔薇は暖かい部屋で香り豊かに咲き開き、子孫達が心身共に元気で仲良くしてる様子に喜んでいるようで、私達もニコニコでお茶を楽しんだ♪
　ずっと私はこんな風に再会出来るのを待っていた。私たちの絆は何も変わってなかった。姉をガッカリさせたくなく頑張って大人になった。この日のために生きていたと言っても過言じゃない。そして改めてこの１５年間、自分は「幸福者」であると実感した。

次はどこか散歩に行こうと、すぐに会うバイバイをした。私達は貪欲に「成長」を諦めずにワパーアップし続ける。
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